錦秋の一日、友人と名寄・美深の七つの滝を巡ってきた。いずれも車で滝の近く
まで立ち入りできるところで、それぞれの滝にはそれぞれの異なった趣があって
大いに楽しめた。「日本百名瀑」などに挙げられていなくとも、滝と周辺の佇まいは
心を癒してくれる。
ここに取り上げた2つの滝は、いずれも基盤をなす岩場の柱状節理が滝水の流れ
とともに自然の造形の見事さを醸し出しているものだ。
「女神の滝」:松山湿原への道路の途中から林道に入り「雨霧の滝」の上流にある
段滝だが、横に倒れた柱状節理の岩盤を滝水が横切って流れる様は、一見の
価値がある。
「激流の滝」:七線沢林道を南に2キロ上ると、立方体状の岩塊の間を溢れるばかり
の大量の滝水が流れ走る様は、激流の名に恥じない激しさである。
女神の滝
激流の滝
マップ