道道112号線と茨戸福移通の交叉点から東に折れて茨戸福移通を中沼方面へ進む。この辺りも未開発の空地が続くが、道路右手1キロほど先に大きな市の「篠路清掃工場」が見えてくる。工場の中央部には紅白の横縞に塗り分けられた大煙突が天を圧してそびえる。札幌市では、平成20年家庭ごみの減量化と有料化が制度化され、その成果は篠路清掃工場の焼却炉を停止することを可能とした。そのため、現在ではこの大煙突から煙が出ることはなくなったが、工場ではごみの破砕や資源化事業が継続して進められている。
清掃工場のすぐ手前には、市の「動物管理センター福移支所」(迷子犬猫ペットの飼育啓蒙、保管、防疫、火葬などの業務)の施設があって、この横から南側奥へ入っていく。動物管理センターの裏側には、パークゴルフ場の広大な芝生が広がり、私のこれまでに見た中では一番広い敷地(目測で間口200m、奥行1000m)があるのではないかと思う。午後の強い日差しにもかかわらず、すでに200人ほどのたくさんの老若男女ゴルファーが熱心にプレー中であった。
○緑地への入口標識、動物慰霊碑、パークゴルフ