北大クラーク会館の前から構内を北へ縦断して流れる「サクシュコトニ川」は、恵迪寮の北側、エルムトンネルの西出入口の近くで構内を出て、「桑園新川」へと暗渠に潜っていく。この地点にパーゴラと案内板のある休憩所と木道の付いた小さな湿地帯がある。普段からも余り手入れのよくないというか、野趣豊かなというか、水生植物が雑多に生い茂る水辺の今時は、雪解けで増えた流水がヨシ類の枯れ草の間をくねっていく。折からの春のやわらかな日差しを浴びて、この湿地帯の周辺は明るく輝いて見える。
緑地の東側を見る(左手から川が流下、右に恵迪寮)
緑地の西側を見る
緑地の盟主・ヤチハンノキの大木
サクシュコトニ川が緑地から暗渠に入る