小別沢から盤渓に抜ける方面に、新しく出来たらしいドッグラン(犬の調教)施設の横を通ってほぼ真っ直ぐに続く林道を辿ると15分ほどで「磐渓墓地」に出る。地区の規模からして並んだ墓石の数も当然少ないが、かえってゆとりある前世であったように偲ばれる。墓地の近くの林道の傍らには誰が手向けたのか、手製のお地蔵さん(?)の前に季節の花々が飾られている。
墓地を抜けるとすぐに路線バスの通る市道に出る。坂を少し上ると「峠のワイナリー」がある。
ネットでは、オーナー自ら北海道で一番小さなワイナリーというだけあって、母屋と醸造作業場らしき建物は見えるが、ここにはブドウ畑があるのかないのか...。しばらく待っていても誰も出てこないので磐渓峠を越えて宮の森地区に入り、丁度来たバスに乗って円山公園駅に向う。